銅合金

銅と銅合金は水や海水を扱う用途で長年用いられています。銅にニッケルを添加することで強度、耐摩耗性、耐浸食性、耐食性が向上します。ニッケルを10%または30%含む銅ニッケル合金は、海水配管や熱交換機に幅広く用いられています。また銅ニッケル合金は海洋生物付着に対する耐性も備えています。両方の特性と用途について詳しくはwww.coppernickel.orgをご参照下さい。関連するニッケル~35%の銅合金には析出硬化が可能な種類もあります。これらの合金は海水処理設備や化学工場で用いられています。

  • 1265 : CA-706銅ニッケル合金の船体:Copper Marinerでの経験と経済性
  • 12003 : 海水中での銅合金使用に関するガイドライン
  • 12007 : 銅ニッケル合金 − 特性と用途
  • 12014 : 銅ニッケル合金の加工

銅ニッケル合金は硬貨にも広く用いられています。それは耐摩耗性、耐食性、物理的特性、鋳造可能性といった特性を兼ね備えているためです。

ニッケルアルミニウム青銅は、機械的強度、耐食性、耐浸食性を併せ持つことが必要な船舶のプロペラに用いられています。

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